フケや乾燥を防ぐ効果あり、頭皮のケアも椿油で

ヘアケアだけでも、椿油の使い方にはいろいろな方法があります。前回と前々回は、洗い流さないトリートメントとして椿油を使う方法をご紹介しましたが、今回は椿油で頭皮ケアをする方法をご紹介していくことにしましょう♪

椿油はその名のとおり、油です。なので、直接頭皮につけるとベタつきが気になってしまうのですが、実は椿油ってわたしたちの皮脂に近い成分になっているんです。

そのおかげで、椿油を頭皮につけることによって、毛穴に詰まった汚れを浮かせて取り除くことができるようになっているんですね♪

しかもフケや乾燥を防ぐ効果もあるので、フケがよく出てしまうみなさん、頭皮の乾燥が気になっているみなさんには特にオススメです。

もちろん椿油を頭皮につけるだけでは、ベタついてしまうだけなので(笑)ここからは椿油を上手に使って頭皮ケアをする方法をご紹介していきたいと思います。

頭皮ケアをする場合は、シャンプーをする前の乾いた状態の頭皮に椿油をつけていきます。洗い流さないトリートメントと同じく、使う量には調整が必要ですが、大体3〜5滴くらいを目安にしておくといいでしょう。

そして、指の腹に椿油をとって頭皮に馴染ませていきます。ヘッドスパをするような感覚で、頭皮全体をやさしくマッサージしてみてください。

頭皮をこするようにマッサージするのではなく、頭皮全体を動かすようにマッサージするのがコツです。すると毛穴に詰まった汚れもより浮き上がりやすく、スッキリとしてきます。

マッサージが終わったら、いつもと同じようにシャンプーをして、リンスやトリートメントをして仕上げていきます。

この時点で髪の毛につやがあるようなら、前回ご紹介したお風呂の中で使う椿油のトリートメントは必要ありません。

椿油は使い過ぎるとかなりベタついてしまいますので、もしお風呂上がりに乾燥が気になるようなら、毛先だけに椿油をつけてみてくださいね。

頭皮ケアをすると、髪の毛にも椿油の成分が自然と行き渡るので、髪の毛をベタつかせることなく、まとまりのある髪に仕上げることができます。

頭皮や髪の毛がベタついたらどうしよう…と気になるような場合は、頭皮につける椿油の量を少なめにしてトライしてみてください♪

椿油の美容法で失敗するパターンの多くは、椿油のつけすぎです。使い方さえ間違わなければ、とてもきれいな髪の毛の状態に仕上げることができますので、椿油の量はしっかり調整していきましょう。

あとは頭皮ケアを行うタイミングですが、毎日行わなくても大丈夫です。大体週に1回、2週間に1回くらいでも構いません。みなさんの頭皮や髪の毛の状態に合わせてケアしてみてくださいね!

このようにヘアケアひとつ取っても、椿油を活用できる方法はいろいろありましたね♪ぜひみなさんも今日から椿油を使ったヘアケアを始めてみてはいかがでしょうか?

また、ここで紹介しているのは「純椿油」ですが、ヘアケア製品の中には椿油が配合されたものも多いですよね。

椿油が良いのはわかったけど、純椿油だけではなくて椿油が配合されたトリートメントもいろいろなものがあって、どちらを選んだらいいかわからない!というみなさんも多いかもしれません。

次回は純椿油と椿油配合のトリートメントを比較しながら、ヘアケア製品の選び方についてご紹介していきたいと思います。椿油を使ったヘアケアに悩んでいるみなさんは、ぜひご参考にしてみてください♪